about NAP
FRAGRANCE DESIGN
調香体験について
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NAP FRAGRANCE DESIGN
私と香りとの出会いは休暇で訪れたバリ島でした。
以前から香りは大好きでしたが、バリ島では自分で香料を選び、調香体験ができるワークショップがあるということをたまたま偶然知り、早速予約をして参加しました。
全くの初心者でしたが、たくさんの香料の中から直感であれこれと気になる香料を選び、調香師さんのアドバイスに従い調合してみると、不思議!!単品の香料では想像もつかない香りに変化することに驚きました。
「これを自分のサロンでやりたい!!」
そう思った僕は、日本に帰ってすぐにフレグランススクールを探していました。
スクールで香りについて勉強しはじめてから3年間という長い準備期間が必要でしたが、
やっと自分でも納得がいくかたちでの
【NAP FRAGRANCE DESIGN】
をスタートできることになりました。初めて調香をした時に感じた
楽しさや驚きといった体験を、またスクールで学んだ香りの奥深さを、
ひとりでも多くの方にも体験していただけたらと思います。
NAP FRAGRANCE DESIGN
フレグランス デザイナー安部直樹
WORKSHOP PROCESS
まずワークショップの流れについてご説明します。
1st STEP
NAP FRAGRANCE DESIGNでは、お客様ご自身で香りを創っていただくワークショップ形式のサービスを提供しています。
まず、どんな香りにしたいのかイメージを膨らませてください。
できるだけ具体的にイメージングされることにより、香りにストーリーが生まれ、作りやすくなります。
2nd STEP
香りのイメージが決まったら、実際に香料をお選びいただきます。
NAP FRAGRANCE DESIGNでは、天然香料、調合香料、合成香料合わせて約60種類の香料の準備がございます。
香料には、香り立ちの違いによりtop none,middle note,last noteと区分けされていますが、まずは難しく考えず気になる香料を直感でお選びください。
3rd STEP
香料を選び終わったら、調合のレシピを考えていきます。
お気に入りの香料をメインに組み立てるのか、それとも様々な香料を組み合わせて全く新しい香りをクリエイトするのかはあなた次第。調香の最も楽しい時間です。
NAP FRAGRANCE DESIGNでは3回まで試作品を作ることができます。失敗を恐れず大胆に調合してみましょう。
4th STEP
思い通りの香りが作れたでしょうか。
お作りいただいた香りは試作品全てと、お気に入りの一本は10ccの香水瓶に入れてお持ち帰りいただけます。
※一度作った香りは、追加注文可能です。
10cc ¥2.000
30cc ¥5.000
フレグランス とアロマの違いについて
フレグランスに携わることをしていると、アロマでしょ?とよく聞かれますが、厳密に言うと違います。
アロマテラピーとは「アロマ+セラピー(療法)=芳香療法」と言われるものです。
アロマオイル(天然香料)のみを使用して、アロマオイルによる効果効能などを期待するものがアロマテラピーです。
NAP FRAGRANCE DESIGNで行っている「フレグランスデザイン」は、アロマテラピーではありません。
香りによる効果効能を期待するものではなく、あくまでも香り自体を楽しんで頂く事を目的としています。
ご自身のお好きな香りやイメージする香りを「クリエイト」すること。
NAP FRAGRANCE DESIGNでは、天然香料(アロマオイル)だけでなく、実際にプロの調香師も使用する合成香料や調合香料と呼ばれる香料を使用して、香りをお作りいただきます。
香料の種類について
- 【天然香料】一般的にアロマオイルやエッセンシャルオイルと呼ばれる天然の精油のことを指すのが天然香料です。
- 【調合香料】天然香料を再現したものや、天然香料の採取が難しく似せて作られたもの。又は調香師のイメージで作られた香料。
- 【合成香料】化学的に作られた香料。自然界には存在しない香りや天然香料の一部を取り出して作られる香料も含まれます。天然香料だけで作られるフレグランスには、天然ならではの自然で優しく美しい香りという長所がありますが、個性が出にくい・香りが続かないといった短所もあります。
NAP FRAGRANCE DESIGNでも天然香料のみのフレグランス作りはもちろん可能ですが、頭で考えるのではなく、心が感じるままに、天然香料、調合香料、合成香料をうまく使い、是非理想の香りを作り出して下さい。
天然・合成にこだわらず、お気に入りの香りをまとう事こそが最高のセラピーだとNAP FRAGRANCE DESIGNは考えています。
世界中にひとつしかない、自分だけの香りに出会えますようお手伝いをさせて頂きます。
香りのピラミッド
香料には揮発性の高低があり、揮発性の高い順に「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」と呼び、これらをうまく組み合わせることによって香りにストーリーが生まれ、香りの変化を楽しむ事が出来ます。
- 【トップノート】(~10分くらいの香り)一段階目の香りは揮発性が高く、インパクトの最も強い香料で構成されます。代表的なものが柑橘類のフレッシュな香りです。
このトップノートこそ香水の第一印象を決定づけるものであり、贈り物として作られる香りには最も大切とされる部分と言われています。
- 【ミドルノート】(~1時間くらいの香り)二段階目の香りは、揮発性もインパクトも中くらいの強さの香料で構成されます。お花の香りのように、ある程度の強さがあり、トップノートよりも保留性のあるものが使われます。
香りのストーリー展開をしていく部分で、その香水のテーマ(核)となる重要な部分です。
- 【ラストノート】(1時間以降の香り)三段階目の香りは、揮発性が低くインパクトの弱い香料で構成されます。例えば、木や樹脂などの重くて温かみがある香りを持つ香料などです。このラストノートがまさしく香水の個性であり、使う人に再び同じ香りを使いたいと思わせる最重要部分です。
ラストに香りたつのは、深く温かな香りを持つ香料の数々です。いわゆる「残り香」と呼ばれる、肌の上に長く残るこれらの香りは保留性が高いことから、他の香料と混ぜ合わせることにより、香り全体の持続性を高める効果があります。
フレグランス のタイプについて
香水を大まかに10種類のタイプに分け、それぞれの特徴を解説していきます。
- 【シングルフローラルタイプ】
フローラルの中から一つのお花をメインに調香された香り。
【香りを構成する香料】ローズ、ジャスミン、リラ、ミュゲなど
- 【フローラルブーケタイプ】
花束を抱えたような、様々なお花の香りがバランスよく広がるブーケの香り。
【香りを構成する香料】フローラル全般
- 【フローラルアルデハイドタイプ】
フローラルブーケの中にアルデハイド(合成香料)をプラスすることで、都会的で垢抜けたイメージに。
【香りを構成する香料】アルデハイド 、フローラル全般
- 【フローラルグリーンタイプ】
植物の茎や葉を折った時に感じるグリーンの香りをフローラルに乗せた、透明感のあるフレッシュな香り。
【香りを構成する香料】グリーンライト、グリーンヘビー、フローラル全般
- 【シトラスコロンタイプ】
シトラスを中心に作られる、瑞々しくフレッシュな香調。初夏から初秋をイメージさせる爽やかな香り。
【香りを構成する香料】シトラス(柑橘類)、フローラル全般
- 【シプレタイプ】
オークモス(苔)調の香り。シックでエレガントな香調。
【香りを構成する香料】ベルガモット、シプレ、バルサム、オークモス
- 【フゼアタイプ】
フゼア(シダ)調の香り。フォーマルで格調高いイメージの香調。
【香りを構成する香料】ラベンダー、シプレ、オークモス、オイゲノール、イソアミルサリシレート、クマリンなど
- 【オリエンタルタイプ】
西洋人から見た東洋的でエキゾチックなイメージ。甘く重厚でセクシーな香調。
【香りを構成する香料】パチュリ、ヴァニラ、サンダルウッド、シダーウッド、パウダリック、スパイスなど
- 【フロリエンタルタイプ】
オリエンタルタイプよりもフローラル要素を高めた香調。オリエンタルタイプよりも若々しく華やかなイメージ。
【香りを構成する香料】フローラル+オリエンタル系
- 【マリンタイプ】
海や水辺のリゾートをイメージさせる香調。
【香りを構成する香料】キャロン
【香り作りのポイント】
エッセンシャルオイル(アロマオイル)と違い、調合香料、合成香料は
それぞれ単品ではイメージ通りの香りを見つけることは難しいかもしれません。
なぜならエッセンシャルオイルはひとつで既に完成されている香りだからです。
調合香料 ・合成香料ではそうはいきません。
「これとこれを混ぜたらイメージに近い香りになるかな?」
そんなふうにまずはイメージの核になる香りを作り、そこから色付けをしていく感覚で
ワークショップを進めてください。
NAP FRAGRANCE DESIGNではお客様おひとりおひとりが
調香師なのです。
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